環境方針と目標

環境方針

当社は、地球環境保全への取り組みをグループ全体で推進するため「ワコールグループ環境方針」を制定し、豊かな地球環境を未来につないでいくために果たすべき責務を示しています。

推進体制

代表取締役社長執行役員が「取締役会」及び業務執行レベルの最高意思決定機関である「グループ経営会議」の責任者であり、サステナビリティ活動に関する全体計画の立案、進捗状況のモニタリングを行う「サステナビリティ委員会」の委員長を務めています。「サステナビリティ委員会」の下部組織として、温室効果ガス排出量の削減など事業活動の環境負荷低減に向けた取り組みを推進する「カーボンニュートラル部会」、資源循環型社会の実現に向けた取り組みを推進する「資源循環部会」を設置しています。

環境目標2030

当社グループは、気候変動問題への対応及び脱炭素社会の実現に向け、2030年に向けた環境活動目標として「環境目標 2030」を設定しています。「環境目標 2030」については、これまでの取組状況や事業環境の変化等を踏まえ、サステナビリティ委員会において進捗状況の確認及び検討を行い、一部の項目について目標内容の見直しを実施しました。当該見直しは、削減施策の進捗状況、外部環境の変化及び投資の実現可能性等を総合的に勘案したものであります。なお、環境目標の達成状況及び目標内容の妥当性については、今後もサステナビリティ委員会において定期的に確認します。

目標

1.自社排出量(Scope1&2)2020年3月期比「30%以上削減」対象:国内の事業所・工場・流通センター
温室効果ガスの自社排出量(Scope1&2)削減を目指し、順次再生可能エネルギーへの切り替えを実施

2.製品廃棄「ゼロ」対象:㈱ワコール
製品廃棄ゼロを目指すとともに、工場での残材料破棄削減に向けた取り組みを推進

3.環境配慮型素材の使用比率「30%以上」対象:㈱ワコール
再生繊維やリサイクル糸などに切り替えるなど、環境配慮型素材の使用比率を高める

4.サプライチェーン排出量(Scope3)2020年3月期比「20%削減」対象:ワコール事業(国内)
温室効果ガスのサプライチェーン排出量(Scope3)削減を目指し、サプライヤーとの取り組みを推進

温室効果ガス排出量は「GHGプロトコル」に準じて算定しており、2026年3月期までの実績は以下のとおりです。

温室効果ガス排出量(スコープ1・2)の推移

国内 (単位:t-CO2e)

目標 自社排出量(Scope1&2)2020年3月期比「30%以上削減」
2020年3月期
基準年
2024年3月期 2025年3月期 2026年3月期
Scope1 1,784 1,578 1,513 1,439
Scope2
(マーケット基準)*1
4,658 4,245 3,987 3,523
Scope2
(ロケーション基準)
6,141 4,469 4,030 3,457
合計*2 6,442 5,823 5,500 4,962
対2020年3月期 - △10% △15% △23%

(対象:自社保有の事業所・工場・流通センター)

海外 (単位:t-CO2e)

2020年3月期 2024年3月期 2025年3月期 2026年3月期
Scope1 2,719 3,354 3,539 3,541
Scope2
(マーケット基準)*1
11,476 10,040 8,798 -*3
Scope2
(ロケーション基準)
13,087 11,696 10,467 10,767
合計*2 15,806 15,050 14,006 14,308

(対象:自社保有の工場)

*1 
Scope2(マーケット基準)については、供給元電力会社に関する情報がビル運営会社から入手できない場合、当該地域におけるみなし小売電気事業者の排出係数を適用しています。
*2 
Scope1+Scope2(マーケット基準)
*3 
当社は、温室効果ガス排出量の算定にあたり、算定の精緻化及びグループ全体での一貫性確保を目的として、排出量算定に係るデータ管理基盤として外部クラウドサービス(NTTデータ「C-Turtle」)を導入しております。これに伴い、海外拠点におけるScope2排出量については、同システムに搭載されたロケーション基準の排出係数を用いて算定しております。2025年3月期までは、一部拠点においてマーケット基準の排出係数を用いて算定しておりましたが、データの網羅性および算定手法の統一性の観点から見直しを行ったものです。なお、期間比較の有用性を確保するため、過年度のScope2排出量についても遡及的に再計算を行っております。

温室効果ガス排出量(スコープ3) の推移

国内 (単位:t-CO2e)

目標 サプライチェーン排出量(Scope3)2020年3月期比「20%削減」
2020年3月期
基準年*
2024年3月期*  2025年3月期* 2026年3月期*
1. 購入した製品・サービス 151,444 139,847 104,380 算定中
2. 資本財 13,507 5,845 6,185 算定中
3. 燃料・エネルギー関連の活動
(スコープ1またはスコープ2に含まれないもの)
1,317 1,272 1,235 算定中
4. 上流の輸送・流通 7,036 6,428 6,198 算定中
5. 事業において発生した廃棄物 585 268 253 算定中
6. 出張 1,007 791 689 算定中
7. 従業員の通勤 2,298 1,840 1,686 算定中
8. 上流のリース資産 3,313 1,495 1,349 算定中
9. 下流の輸送・流通(カテゴリ4 上流の輸送・流通で計上)
10. 販売した製品の加工(対象外)
11. 販売した製品の使用(対象外)
12. 販売した製品の使用後処理 4,460 3,512 3,195 算定中
13. 下流のリース資産(対象外)
14. フランチャイズ(対象外)
15. 投資(対象外)
合計 184,967 161,298 125,170 算定中
対2020年3月期 △13% △32% 算定中

(対象範囲:ワコール事業(国内))

Scope3排出量については、算定精度の向上を目的として算定方法の見直しを実施しております。カテゴリー1については、従来の産業連関表に基づく推計手法から、株式会社NTTデータが提供する「C-Turtle」の一次データを活用した総排出量配分方式へ変更し、一部の他カテゴリーについても算定方法を見直しております。なお、基準年度については遡及的に再算定を行うとともに、算定方法が異なる期間については比較可能性の観点から開示しておりません。
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