推進体制・モニタリングの仕組みと評価

推進体制

代表取締役社長執行役員が「取締役会」及び業務執行レベルの最高意思決定機関である「グループ経営会議」の責任者であり、サステナビリティ活動に関する全体計画の立案、進捗状況のモニタリングを行う「サステナビリティ委員会」の統括責任者(取締役副社長執行役員が委員長)を務めています。「サステナビリティ委員会」の下部組織に「CSR調達部会」を設置しており、CSR調達に関する全体計画の立案と進捗確認、当社グループの横串調整、教育、指導、支援等を行っています。

状況を的確に把握し、継続的に是正・改善に取り組む仕組み(モニタリングの仕組み)

「ワコールグループCSR調達ガイドライン」に定める内容の遵守状況について、製造委託先の自己評価等によるモニタリングに始まり、分析・評価フィードバック、是正・改善計画、フォローアップという、一連のサイクルを機能させることによって、的確に把握し、継続的に是正・改善を行う取り組みを2018年1月より開始しました。何か課題が見つかれば製造委託先と一緒に改善策を考え、継続的に支援を行います。

2022年3月期の取り組み内容(モニタリングの結果)

2022年3月期取り組み内容

  • CSR調達活動の対象範囲拡大
    海外連結子会社(香港ワコール、フィリピンワコール、べトナムワコール、ワコールシンガポール、ワコールインディア)及び七彩の衣料品、そのほか(株)ワコールやピーチ・ジョンにおける衣料品以外の製品製造委託先工場を新たに調査対象に追加
  • 自己評価を通じた「CSR調達ガイドライン」に定める内容の遵守状況の確認
    2020年3月期にCSR調達活動を開始した製造委託先工場58工場を対象に2度目となる自己評価を実施
  • リモート監査手法の検証実施(感染症影響による現地監査中止に対する代替策)
    過去に現地監査した工場の更新監査手法として運用し、過去の監査結果で課題として目立った労働慣行項目を中心にリモート監査による実効性を検証
  • 海外連結子会社の製造委託先工場監査における外部認証の援用
    監査の合理性と効率性に照らしCSR調達活動の対象先を拡充するため、当社の要求する監査内容を担保できると評価した外部機関の認証を取得している工場においては、その認証結果の援用を認可

モニタリング結果(製造委託先工場における自己評価の結果)

自己評価は2年ごとに実施しており、2022年3月期については合計58工場が2回目となる自己評価を実施しました。2年前の調査では、多くの工場で安全衛生に関する指摘事項がありましたが、今回の監査においては多くの工場で改善が図れていました。引き続き、サプライチェーン全体の透明性を高める取り組みを継続していきます。

2023年3月期計画

  • 現地監査あるいはリモート監査の実施、援用監査の運用
    国内での現地監査の再開、海外での現地監査の一部再開と援用監査(外部監査機関の認証結果)運用を推進
  • グループ海外子会社の原材料生産工場にてパイロット監査を実施のうえ、原材料仕入先に対する監査手法の構築
  • 自己評価を通じた「CSR調達ガイドライン」に定める内容の遵守状況の的確な把握と分析評価フィードバックの実施
  • 人権への負の影響を抑え、改善する取り組みの推進
    人権への負の影響を防止・軽減、是正・救済することを目的に、自社の縫製工場において人権尊重を土台としたCSR調達活動について啓発する研修機会を増やすほか、国内外すべての製造委託先、原材料調達先を対象とした自己評価及び現地監査において「人権への負の影響」を特定する項目を拡充
PAGETOP