ステークホルダーとの対話
ステークホルダーエンゲージメント(ステークホルダーとの対話)
すべてのステークホルダーとの相互信頼の関係を深めるためには、企業価値向上に向けた建設的な対話が重要だと考えていますステークホルダーとの主な接点機会とツール
お客さま | 販売員、お客様センター等の受付窓口、TV等のコマーシャル、SNS、ウェブサイト、製品・サービスのカタログ、PRイベント |
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ビジネスパートナー | 業務機会、展示会、工場見学 |
従業員とその家族 | 労使協議会、研修、ホットライン、イントラネット、社内報 |
地域社会 | 社会貢献活動、本社ミュージアム |
行政 | 各種届出、意見交換会 |
NPO・NGO | 地域課題解決協働・協力、意見交換会、消費者教育 |
株主・投資家 | 各種報告書発行(有価証券報告書、統合レポート等)、説明会、ウェブサイトなど |
なお、「株主・投資家」の皆さまには、個人投資家向け説明会やIR活動の際に財務情報とあわせて、グループのESG活動を伝えることに努めています。
株主・投資家との対話に関する方針
当社は、株主・投資家との建設的な対話に積極的に取り組み、経営に活かすことが中長期的な企業価値の向上と持続的な成長に繋がると考えており、その取り組みに関する方針を定めています。
- 株主・投資家との対話の応対者
・株主・投資家との対話のための活動を企画・実施するための専門部門(以下、IR担当部門)を設置し、代表取締役副社長執行役員グループ管理統括担当取締役がこれを統括します。
・株主・投資家との面談はIR担当部門が担うだけでなく、対話の要望や主題に対し、必要に応じて社外取締役を含む取締役、または監査役が面談に臨みます。 - 社内連携
・IR担当部門は、株主・投資家との対話を円滑かつ合理的に進めるため、事業部門、管理部門等と適宜意見交換や情報共有を行い、対応を進めます。 - 対話の手段充実のための取り組み
・株主総会及び個別面談以外に、中期経営計画説明会、決算説明会、個別事業説明会、並びに個人投資家向けセミナー等を通じて対話を行い、株主・投資家に当社の経営戦略や財務戦略、コーポレート・ガバナンス、環境・社会課題への対応等に対する理解を深めていただくよう促します。
・株主総会招集通知の英訳、議決権電子行使プラットフォームの利用など、全ての株主がその権利を適切に行使できる環境の整備を行います。 - 取締役会等への報告
・IR担当部門は、株主・投資家との対話から得た意見や疑念等については、社外取締役を含む取締役、監査役及び事業部門長に四半期ごとに適時報告し、経営への示唆について議論します。 - インサイダー情報の管理等
・株主・投資家との対話に際して、重要な情報を特定の者に選別的に開示することがないよう、別途定める「情報開示についての基本方針」に基づき、重要な情報についての管理を厳正に行います。
・公表決算情報の漏洩を防ぎ、公平性を確保するため、決算期末日の翌日から決算発表が完了するまでを決算情報に関する対話を控える「沈黙期間」としています。 - 株主構成の把握
・原則として、年2回株主名簿上の株主構成を把握するとともに、決算期末日に、実質的に当社株式を保有する株主の調査を行うことで、IR活動の企画に役立てます。
IRに関する活動状況
2024年3月期におけるIR活動状況は以下の通りです。
活動 | 回数 | 内容 | |
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国内 | 決算説明会 | 4回 | 四半期ごとの決算説明会(東京、オンライン) |
機関投資家・アナリストとの個別ミーティング | 136回 | IR担当者による面談(代表取締役社長、取締役による面談も含む) | |
事業説明会(スモールミーティング) | 2回 | 担当役員による説明 | |
海外カンファレンス | 1回 | 代表取締役社長による面談 | |
社内 | フィードバック | 各四半期決算後の投資家ミーティング開催ごと | IR担当者による活動報告(対象者:代表取締役社長、取締役、事業会社責任者、社外監査役など) |
統合レポート勉強会 | 4回(約400名) | 担当部長による説明(対象者:従業員) |