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    ~基礎体温データと法人向けフェムテックサービスによる実証実験結果~

2024年05月22日

基礎体温測定とセルフチェックで働く女性の健康意識が向上
~基礎体温データと法人向けフェムテックサービスによる実証実験結果~

オムロン株式会社(本社:京都府京都市、代表取締役社長 CEO:辻永 順太、以下オムロン社)と株式会社LIFEM(本社:東京都新宿区、代表取締役:菅原 誠太郎、以下LIFEM社)、株式会社ワコール(本社:京都府京都市、代表取締役社長執行役員:川西 啓介、以下ワコール社)の3社が2023年10月10日より3カ月間行った、基礎体温データと法人向けフェムテックサービスを使った働く女性の健康課題改善支援に関する実証実験及びアンケート結果をお知らせします。


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女性は、生涯を通じて女性ホルモンが大きく変化するタイミングやライフイベントによる変化により、健康への影響を受けやすいとされています。昨今、企業では、女性特有の健康課題への認識が高まり、女性がより働きやすい環境づくりや職場でのサポートも積極的になりつつあります。本実証実験では、ワコール社に勤務する女性従業員155名に、毎日の基礎体温測定、個人の状態に合わせた生活アドバイス、オンラインによる医師への健康相談等の機会を企業が提供することで、働く女性の健康課題の改善と健康に対する意識・行動、症状や自身のパフォーマンスがどのように変化するかを検証しました。


■実証実験の概要
2023年10月、155名を対象にヘルスリテラシー向上を目的とした女性の健康セミナーを開催し、実証実験の開始前後にアンケートを行いました。91名が3カ月間継続して「オムロン 婦人用電子体温計MC-652LC」で基礎体温を測定しました。また、ワコール社が提供する女性の揺らぎをととのえ、セルフケアを応援する情報サイト「YOJOY(ヨジョイ)」を活用し、自身で健康増進を図りました。その後、3カ月間測定した基礎体温データと月経周期から、個人の状態に合わせたフィードバックレポートとLIFEM社の法人向けフェムテックサービス「ルナルナ オフィス」を通じて、希望者にオンラインによる医師への健康相談の機会を提供しました。
※実証実験の主な結果は、添付ファイルをご参照ください。


実証実験を通じて、基礎体温測定などで自分の体の状態を正しく知り、自分にあった情報サービスや健康相談などの複合的なアプローチにより健康リテラシー、婦人科受診に対する意識が高まり、行動変容が促されたと考えられます。今回の結果は、今後、各社が女性の健康に関する取り組みに活かし、働く女性の健康をサポートしていきます。

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