2026年01月05日
2026年 年頭挨拶(要旨)
皆さまにおかれましては、健やかに新春をお迎えのこととお慶び申し上げます。
さて、代表取締役 社長執行役員 矢島昌明によるワコールグループ従業員向け『2026年 年頭挨拶 (要旨) 』を、
下記の通りお知らせします。
近年、インナーウェア市場は構造変化が進んでいます。かつて百貨店やチェーンストアが積極的に店舗を拡大していた時代から、現在では店舗数が減少し、販売環境は大きく様変わりしました。この傾向は日本国内だけでなく、米国、欧州、中国など主要市場でも同様です。
販売チャネルの変化も顕著です。百貨店の下着売り場は、以前は集客力の高いフロアにありましたが、現在は上層階に移動し、来店動機の創出が課題となっています。チェーンストアでは衣料品の取り扱いを縮小し、食料品やテナント型の店舗構成にシフトするケースが増えています。一方で、駅ビルやショッピングセンターでは売り場面積が拡大し、目的買いを促す魅力ある店舗づくりが求められています。
商品トレンドも大きく変化しました。従来主流だったワイヤー入りブラジャーは、快適性を重視するニーズの高まりにより、ノンワイヤータイプが中心になりました。特にアジアではノンワイヤーが主流になりつつあります。さらに、ヨガウェアなどアスレジャーをブラジャー代わりに着用し、そのまま外出するスタイルが米国を中心に広がっています。
このように市場環境や消費行動は常に変化していきます。成果や結果が出ない場合、環境の変化に言い訳を求めてしまいがちです。しかし、避けられない変化を前提に、それに対してどのように対応し、挑戦していくかが非常に重要だと考えています。
マーケットや顧客ニーズの変化に私たち自身も変化し、対応していく必要があります。
なぜならば、変化は私たちにとって試練であると同時に、成長のための大きなチャンスだからです。過去の成功体験にとらわれるのではなく、未来を見据え、柔軟に発想を転換することが求められています。新しい価値を生み出すためには、現状維持ではなく、積極的な挑戦が不可欠です。当グループの全員が変化を見極め、果敢に対処する。そんなゲームチェンジャーになる 1 年にしたいと考えています。
長年の経験と蓄積されたデータ、そして社員一人ひとりの高い専門性は、当社の大きな強みです。皆さんのこの素晴らしい能力、資質を最大限に活かし、持続的な成長に向けて、変化を捉え、新たな価値を創造する企業へと共に歩んでいきましょう。そして、共に成長する一年にしていきましょう。
株式会社ワコールホールディングス
代表取締役 社長執行役員 矢島昌明







