• ホーム
  • ニュースリリース
  • 2025年
  • メルトブローで立体物を作る新技術「Melooop(メループ)」を独自開発
    ~2025年秋冬 パリ・ファッションウィークにて「doublet」との協業アイテムを発表~

2025年01月29日

メルトブローで立体物を作る新技術「Melooop(メループ)」を独自開発
~2025年秋冬 パリ・ファッションウィークにて「doublet」との協業アイテムを発表~

(株)ワコールホールディングスの子会社である(株)ワコール(本社:京都市、代表取締役社長執行役員:川西啓介、以下ワコール)は、メルトブロー法(※1)で立体物を製作する新技術「Melooop(メループ)」を独自開発し、2020年よりブラジャーのカップ部分の生産技術として実用化しました。この新技術は、モノマテリアル(単一素材)でものづくりができるためリサイクルがしやすく、型に繊維を吹き付けることで立体物を成型するため破棄材料が少ないという特長があり、環境に配慮したものづくりへの活用が期待できます。
ワコールはこの技術のインナーウェア以外での活用可能性を探るため、2024年より経済産業省が主催する「みらいのファッション人材育成プログラム」に参画。「Melooop」によるファッションアイテムの製作に取り組み、プログラムをきっかけとして、ファッションブランド「doublet(ダブレット)」との協業アイテム3点を2025年秋冬 パリ・ファッションウィークにて発表しました。
ワコールは今後、ファッション分野以外への「Melooop」の活用も視野に入れ、技術開発に取り組んでまいります。

※1:原料となる樹脂を熱で溶かして紡糸ノズルから押し出し、高速の熱風で引き伸ばすことで極細繊維化し、同時に繊維同士が熱融着することで接着剤などを使用することなく、不織布をつくる技法がメルトブロー法です。


画像1.png 画像2.png
PAGETOP