• ホーム
  • ニュースリリース
  • 2023年
  • 持続可能な循環型社会の実現に向けて、 回収プラスチックハンガーを原料とした『循環型リサイクルハンガー』を開発・導入

2023年08月03日

持続可能な循環型社会の実現に向けて、 回収プラスチックハンガーを原料とした『循環型リサイクルハンガー』を開発・導入

㈱ワコールホールディングスの子会社である㈱ワコール(本社:京都市、社長:川西啓介、以下ワコール)は、持続可能な循環型社会の実現に向けた取り組みとして、回収プラスチックハンガーを原料とした「循環型リサイクルハンガー」を開発しましたので、お知らせいたします。「循環型リサイクルハンガー」は、2023年7月以降、主にチェーンストア(量販店)で販売されるワコール商品で順次使用され、今後は年間1,300万本の使用を見込んでいます。


ワコールは「リサイクルハンガー」の取り組みを、2000年から日本コパック株式会社(以下、日本コパック)と協働で開始しました。これまでは、チェーンストア(量販店)で使用したプラスチックハンガーを年間約900万本回収し、他のプラスチック製品や固形燃料にリサイクルして、プラスチックごみの削減に取り組んできました。
今回、開発した「循環型リサイクルハンガー」は、回収した「リサイクルハンガー」を原料にして「リサイクルハンガー」を再生する取り組みです。まず、店舗で回収したプラスチックハンガーを日本コパックのリフォーム工場に集約し、リサイクル原料に加工します。その後、加工したリサイクル原料とバージンのプラスチック原料を1:1の割合で配合し、「循環型リサイクルハンガー」へとリサイクルし、再びワコール商品の陳列ハンガーとして使用します。今回の「循環型リサイクルハンガー」への切り替えを通じて、プラスチックごみを削減すると同時に、バージンのプラスチック原料の使用量を約半分に削減することが可能になります。

なお、今回開発・導入した「循環型リサイクルハンガー」はインナーウェアの業界団体である「日本ボディファッション協会(NBF)」会員が共通で使用できるハンガーとして開発しており、将来的にインナーウェア業界への普及を進める計画です。

ワコールでは、「地球環境を守ることは企業の責務である」との認識に立ち、商品の設計から、材料開発、そして生産・物流・販売までのさまざまな工程で、環境に配慮した取り組みを行っています。今後もさまざまな環境活動を実施し、資源循環社会の実現に貢献してまいります。

PAGETOP