月次売上情報

■主要子会社の売上高 前年同期比(納品ベース)
4月 5月 6月 1Q期間 7月 8月 9月 2Q期間 10月 11月 12月 3Q期間 1月 2月 3月 4Q期間 通期累計
ワコール(国内) 121 92 92 100 100 105 91 98                 99
ピーチ・ジョン(国内) 113 108 114 111 110 108 103 107                 109
ワコールインターナショナル(米国) 94 84 90 89 86 108 90 93                 91
ワコールヨーロッパ 140 146 149 145 116 127 149 129                 138
中国ワコール 67 80 78 75 79 93 75 82                 78
 
■(株)ワコールの売上高 前年同期比(店頭売上ベース)
4月 5月 6月 1Q期間 7月 8月 9月 2Q期間 10月 11月 12月 3Q期間 1月 2月 3月 4Q期間 通期累計
百貨店 90 94 90 91 90 99 93 94                 92
量販店 92 99 92 94 91 99 91 93                 94
店舗 計※ 92 95 91 93 89 98 90 92                 92
自社EC 115 99 97 102 118 87 123 109                 106
他社EC 115 110 113 112 110 112 116 112                 112
EC 計 115 104 108 109 115 103 116 112                 110
 
  • 専門店・直営店等含む

2025年9月の概況

① ワコール(国内)の売上概況(店頭売上ベース) 2025年9月度

チャネル別の月次概況は以下の通りです。
百貨店
前年同月比 93%
百貨店チャネルについては、購買客数の減少が響き、苦戦しました。ブランド別では「Salute(サルート)」や「Yue(ユエ)」などの高価格帯ブランドや、「GOCOCi(ゴコチ)」については好調に推移したものの、中核ブランドである「Wacoal(ワコール)」の販売が伸び悩みました。

量販店
前年同月比 91%
量販店チャネルについては、店舗閉店の影響に加えて購買客数の減少が響きました。ブランド別では、「WACOAL(ワコール)」の新製品「重力ケアブラ ノンワイヤーシンプル」の初動が好調に推移する等、一部では販売が伸長したものの、「Wing(ウイング)」のマークダウン売上の減少が全体を押し下げました。

■店舗計(専門店・直営店等含む)
前年同月比 90%

自社EC
前年同月比 123%
自社ECは、25周年感謝祭の実施等で訪問客数や客単価が伸長し、好調に推移しました。ブランド別では、「CW-X(シーダブリュー・エックス)」や「GOCOCi(ゴコチ)」が引き続き伸長したほか、中核ブランドである「WACOAL(ワコール)」や高価格帯ブランドの「Salute(サルート)」も好調に推移しました。なお、7月にローンチした「わたしに合うブラ診断」の累計利用者は9月末時点で19万人を突破し、利用者の購買率は非利用者の2倍以上の高い水準で推移しています。

他社EC
前年同月比 116%
他社ECは、主要プラットフォームにおける販売が堅調に推移したほか、前年より取引を開始した「andST(アンドエスティ)」の伸長が寄与しました。ブランド別では、好調を維持する「Wing(ウイング)」や「CW-X (シーダブリュー・エックス)」に加え、「AMPHI(アンフィ)」も伸長しました。

■EC計
前年同月比 116%

②ピーチ・ジョン(国内)の売上概況(納品ベース) 2025年9月度

ピーチ・ジョンの国内事業の売上は、全チャネルトータルは、前年同月比103%と好調を維持しました。
直営店は、購買率向上により既存店ベースでは前年を上回るも、閉店影響等により前年同月比97%となりました。自社ECは、セール施策により訪問客数が増加し前年同月比105%、他社ECを含むその他のチャネルについても、引き続き主要プラットフォームを中心に伸長し、前年同月比112%となりました。海外事業(店舗の状況)は、以下の通りです。

PJ香港:177%
販促施策が奏功し、実店舗、自社ECとも好調に推移しました。

台湾PJ:97%
EC好調、店舗は店舗縮小により前年同月を下回りましたが、既存店ベースでは伸長しました。

➂ ワコール(海外)の売上概況(納品ベース) 2025年9月度

米国ワコールの売上は、主要得意先の仕入抑制の影響等により、前年同月比90%となりました。
チャネル別では、百貨店は主要得意先の仕入抑制の影響を受け苦戦しました。直営店・アウトレット店については、前年比166%と好調に推移、専業ECは主要プラットフォームでの仕入抑制により、納品が進まず低調に推移しました。一方、自社ECについては、初の試みであるアルファサイズの商品の安定的な販売により堅調を維持しました。

ワコールヨーロッパの売上は、昨年9月末に買収したBravissimo Groupの売上が寄与し、前年同月比149%となりました。なお、Bravissimo Groupは今年6月下旬に発生した物流倉庫火災により、約2か月間自社ECにおける出荷を停止していましたが、英国では9月1日より(米国では10月上旬)出荷を再開し、再開後の販売は需要の反動により好調に推移しています。
チャネル別では、Bravissimo Groupの売上が寄与した自社ECと直営店、主力の専門店における販売が堅調に推移しました。
エリア別では、Bravissimo Groupの売上が寄与した英国、百貨店のEl Corte Inglésが好調なスペインが伸長した一方、専門店への納品が伸び悩んだフランスやドイツについては前年同月を下回りました。北米については、景況悪化の影響を受け、全チャネルで苦戦しました。

中国ワコールの売上は、実店舗・ECともに苦戦し、前年同月比75%となりました。 チャネル別では、実店舗は会員向け販促施策を実施したものの、商業施設全体の販促時期とのずれも影響し、期待した効果が得られず低調に推移しました。ECについては主要プラットフォームの販売は大型セールでの天猫99活動により前年並みの売上で推移したものの、その他のモールが苦戦し、トータルとして伸び悩みました。

次回の更新日(予定)

「月次売上情報(国内数値のみ)」は11月6日頃に更新予定です。

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