2024年01月05日

年頭挨拶

本年もよろしくお願い申し上げます。
当社 代表取締役 社長執行役員 矢島昌明、ならびに株式会社ワコール 代表取締役 社長執行役員 川西啓介による
ワコールグループ従業員向け『2024年 年頭挨拶 (要旨) 』を、下記の通りお知らせします。

過去の習慣に囚われず、お客さまの期待に応えるために粘り強く行動しよう

ワコールグループでは昨年11月に中期経営計画を見直しました。今年はその方針のもと、各国の役員・従業員が一丸となって、お客さまをはじめとするすべてのステークホルダーの期待に応える「行動」の一年となります。
引き続き、外部環境は想定を上回る速さで変化していきます。今までと同じ意識や習慣で仕事をしても、この変化に対応することはできません。これまでのワコールには、前例に倣ったり問題を先送りにしたりする文化がありました。ぜひ今年は、「皆さんの日々の活動が、お客さまにとっての価値にどう繋がるか」という視点を最優先に、改善の行動を進めていきましょう。
改革の実行段階において、上手く進まないことが出たとしても、少しずつ前に進むことが重要です。上手くいかないことがあるなら、やり方を変えて取り組んでみてください。失敗を成功までの過程ととらえ、困難に直面してもあきらめず、成功するまで粘り強く取り組んでいきましょう。

株式会社ワコールホールディングス
代表取締役 社長執行役員 矢島昌明



お客さまの変化を想像し、ひとりひとりが連帯感を持ってスピーディーに行動しよう

昨年11月に見直した中期経営計画では、これからのワコールの提供価値を「自分らしさをエンパワーメントすること」と定義しました。この提供価値を実現するためにも、ビジネスモデル改革に本格的に着手するこの一年は、将来の基盤を固める重要な期間となります。
皆さんに意識してほしいのは、「現実感を持ってお客さまの変化を想像し、個人や組織が連帯感を持って進める」ということです。各部門や個人の目標をしっかりと見定めたうえで、現状からどのような課題を克服しなければならないのか想像してください。会社全体の成果は、一人ひとりが担っている役割を実行した結果の「集合体」です。昨年以上に連帯感を意識し、互いに協力する姿勢を持ちながら実行できれば、個々で取り組む以上の成果に結びつき、それがお客さまに提供できる価値へとつながっていくはずです。
外部環境の不確実性も高く、計画通りに進めることが難しい場面も多く出てくると予想されますが、挑戦を繰り返し、PDCAサイクルを高速で回転させながら、スピード感を持って変化へ対応する一年にしたいと思います。一緒に頑張りましょう。

株式会社ワコール
代表取締役 社長執行役員 川西啓介

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