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ワコールだから、できること

始める、変える

世界への夢は、時を越えてもなお。

創立まもない1956年。創業者の塚本幸一は、初の欧米視察に向けて羽田空港からアメリカへ飛び立ちました。それは『十年一節50年計画』として目標を定めた“世界のワコール”への第一歩。世界の下着文化を学び、市場開拓の礎をつくるための視察です。海外渡航がまだ珍しい時代、出発前には全社員で京都・北野神社に参拝し、本人は遺書を残したと言います。

米国におけるワコールブランドの販売開始は、それから約30年後の、1985年のこと。先の欧米視察により、まず国内市場の拡大と生産技術、商品水準の高度化が必要であると判断し、地道に、確実に進化を遂げたあと、1970年代のアジア進出を経て、米国進出のときを迎えました。そして2015年、米国での販売は30周年を迎えました。塚本の渡米から約60年、今、ワコールは米国でも高いシェアを誇っています。

米国市場開拓は、始めから順風満帆だったわけではありません。進出後、ワコールブランドの商品は現地の女性から高い評価を得て、売上高こそ着実に増えていったものの、日本から輸入する材料のコスト高に加え、想定以上の円高により、当初の10年間、業績は赤字続きでした。社内から何度も撤退を促す声が挙がりましたが、それでも塚本は諦めませんでした。“世界のワコール”は創業当時からの夢。日本の品質は必ずや世界に通用する。日本生まれの洋装下着で世界を目指す、と。ゆるぎない信念は、社員の心に響きました。

赤字脱却のため、製造拠点の見直しや海外での資材調達、第二ブランドの展開など、さまざま仕掛けに奔走します。そして1995年、念願の単年度黒字化を達成。その後も、商品面だけでなく、日本流のコンサルティング販売や、「ボディラインをととのえる下着選びができる技術」として紹介されたシルエット分析プロモーションのサービスなどでも反響を呼ぶようになりました。そして2005年、ワコールは米国百貨店シェアNo.1を獲得。幾多の困難を乗り越えた米国ワコールは、現在でも順調に売上を伸ばしています。

ワコールは今も創業当時からの意思を引き継ぎ、世界での挑戦を続けています。「世の女性を美しくする」という目標を胸に、不断の前進を決めた強い意志が貫かれています。