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ワコールだから、できること

始める、変える

水着の記憶は 色あせることなく。

太陽の光が眩しさを増す夏。店頭にはカラフルな水着が並び、この季節特有のワクワクとした高揚感を覚えます。
日本では単独の売り場が設けられることの多い水着ですが、実は海外では、水着と下着が同じ売り場にディスプレイされます。両者は、もともとは親和性の高いファッションなのです。 2015年より、ワコールはファッション水着事業を本格スタートしました。やがて日本でも海外のように、水着と下着で売り場を共有することが主流となる日が来るかもしれません。

時代の移り変わりと共に、水着のあり方もまた、変化しています。

例えば、人類初の有人宇宙飛行やパリの五月革命など、世界中で大きな出来事が相次いだ1960年代。日本では若者が社会・文化を牽引するような風潮が象徴的でした。ビートルズなどの新しい音楽やストリートファッション、ミニスカートなどの特徴的な服までもが瞬く間に世間へ広がりました。肌を露出することへの抵抗感は薄れ、健康的な素肌が憧れの対象に。この時代に流行した水着は、小麦色に焼けた肌を大胆に演出するセパレート型でした。高い機能性と独自の質感をもつ化学繊維とともに大きな注目を浴びたのです。
その20年後、1980年代には、イギリスで初の女性首相が誕生し、日本でも'85年に男女雇用機会均等法が制定されるなど、女性の社会進出が目立つ時代になりました。すると、エアロビクスなどによって磨き上げられた身体美、女性のボディラインを強調したファッションが求められるようになります。フィットネスの普及とストレッチ素材の進化などを背景に、水着は女性の美しいラインを表現するハイレッグカットやギャザーが登場。ビビッドなカラー、グラフィックプリントの水着も数多く並びました。

時代は移り変わり、水着のファッションもまた移りゆく。でも、いつの時代も共通しているのは「女性がいきいきと、美しく見えるように」という思いを叶えるためのファッションであること。大胆なデザイン、あるいは控えめなカラーも、その時代の女性らしさ、美しさを象徴しているように感じます。 水着の分野においても、時代と共に文化を創る一端を担っていく。ワコールの新しい挑戦が、ここに始まります。

『ドレスメーキング』1965年8月号(鎌倉書房刊)

『ViVi』2001年6月号((C)講談社刊)

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