6つの重要課題について

持続可能な社会を実現し、社会とともに発展を遂げていくために、当社では事業と関連性の高い6つの重要課題を定めています。

「美しくありたい」という願いの実現による社会への価値提供

確定根拠

当社が掲げる「ワコールの目標」に示されているように、「世の女性に美しくなって貰う事によって広く社会に寄与する」ことこそがグループの理想であり目標です。日本で暮らす女性だけでなく、世界の老若男女、多様な価値観に溢れたすべての人々の、美しくありたいという願いに対する支援と実現を通じて、新しい生活や服飾、下着文化を創造します。一人ひとりが活き活きと活躍できる社会づくりに、正々堂々と挑戦することが、ステークホルダーの皆さまからの最大の期待であり、当社グループの事業活動の中核となっています。

安心・安全で高品質な商品と
サービスの提供

確定根拠

安心・安全で高品質な商品とサービスの提供は、お客さまをはじめとするステークホルダーの皆さまとの、当社ブランドに対する信頼関係構築の基盤となるものです。時代の変化に適合し、より快適に美しく装うことができる、確かな高品質の商品・サービスを、ビューティーアドバイザーやお客様センターなどを通じてパーソナルにお届けします。同時に、事実に即した偏りのない公正な情報の提供、個人情報保護も含めた情報セキュリティの確立に取り組んでいます。また、生産や物流過程におけるエネルギー消費量の削減や、環境汚染の予防に努めています。

挑戦意欲が高く、公正で、
働きがいのある事業組織や風土の実現

確定根拠

過去の慣習にとらわれず、また成功に自惚れず、グローバル化、多様化が進む社会の声に謙虚に耳を傾けながら、挑戦意欲が高く、公正で活力ある事業組織や風土の実現に向けて、ステークホルダーの皆さまとともに取り組みます。商品の企画開発から材料調達、生産、販売まで、独自のネットワークを擁してバリューチェーンを築いている当社グループにとって、最大の経営資源は「人材」です。人材確保が困難になることが予想されるなか、グループ従業員の働きやすさと働きがいが両立できる、魅力ある企業風土を実現していくことは持続的な成長を支える重要な課題です。育児・介護等のライフイベントと仕事の両立を支援するテレワークなどの実現を進め、グループ従業員の大半を占める女性の活躍増進にとどめず、多様な人材の獲得と活躍機会の整備を進めます。一人ひとりが能力を最大限に発揮するための、ダイバーシティ経営と働き方改革、健康経営に努めています。また、性別、年齢、国籍、人種、民族、宗教、社会的身分、障がいの有無、性的指向、性自認などによる差別をなくし、多様な価値観を持った人権を尊重し、正しい理解を持って支援できるよう、社内規定の改定や、仕入先さまや得意先さまとともに職場や売場の環境づくりに取り組んでいます。

世界各地での「ブレストケア
(乳がん)」課題への支援

確定根拠

女性にとって、乳がんは最も罹患率の高いがんです。乳がんで苦しむ人や悲しむ人をなくすために、予防・検診の推進、術後のサポートを含めた患者さまやご家族の支援、正しい知識の普及啓発を行う「ブレストケア活動」を、世界の14の国と地域で推進しながら、社会インフラやコミュニティの発展に尽力しています。事業を展開するそれぞれの国と地域において、当社が培ってきたネットワーク・知恵・文化を広く社会に活かすように努め、人々と丁寧に向き合い、その「声」に学びながら、また決意を新たにして、乳がん撲滅に向けた取り組みを深めています。

相互信頼と協働に基づく
CSR調達パートナーシップの構築

確定根拠

高品質で安全性を確保した商品とサービスの提供は、だれかの犠牲の上に成り立つものであってはなりません。当社が、社会的責任を果たすためには、商品の生産に関わる重要なステークホルダーである、全ての仕入先さま、取引先さまと緊密なパートナーシップを築き、「人権」「労働慣行」「環境」「倫理」など、社会的な要求事項について、一緒になって遵守・尊重していく必要があります。グループ子会社の製造委託先工場が、国際人権NGOから労働環境に係る指摘を受けたことを教訓に、事業活動によって生じうる負の影響についてもしっかりと把握し、回避・緩和することを目的に、人権や労働における安全衛生などのデューディリジェンスを開始し、是正・改善につなげる仕組みを導入しています。社会の期待に応え、当社のサプライチェーンにおける、取引先さまや製造委託先さまとともにCSR調達を推進することが、双方の利益を最大化し持続的成長に資するものと考え、積極的な取り組みに努めています。

コーポレート・ガバナンスの
さらなる整備

確定根拠

社会の期待や要請を感じ取り、変化する事業環境に対応し、透明性や、客観的な公正性、また迅速かつ適時性の確保を通じて、適切に経営判断が行われるため、さらなるコーポレート・ガバナンスの整備と強化は、ステークホルダーの皆さまと「相互信頼」の関係を築く大切な基盤です。引き続き、「株主」「お客さま」「取引先」「従業員」「地域社会」など、すべてのステークホルダーとの対話を通じ、また説明責任を果たすことによって信頼される企業活動を行い、企業価値の持続的な向上に努めます。同時に、それぞれのステークホルダーに対する価値分配の最適化を目指してまいります。一方、従業員一人ひとりが強い倫理観を持った自律的行動を取ることで、不正を未然に防ぎ健全性の高い企業グループとして社会からの評価を得ることができるよう、危機管理をはじめとする研修等による啓発を進めています。

重要課題の絞り込みプロセス

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