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  3. コミュニティ参画

7.「コミュニティへの参画及び発展」基本方針

ワコールは、地域社会の発展のために貢献することは、
重要な社会的責任であると認識しています。
地域社会の発展のために、ワコールが今日まで培ってきた独自の知恵・文化を
広く社会で活かし、ワコールだからできる社会的活動を行い、
ステークホルダーとの関係を重視し、コミュニケーションを深めていきます。
また、事業を展開するそれぞれの地域で、社会の要請・期待に応え、
ワコールの強みを活かせる領域で、地域社会に貢献していきます。

社会貢献活動

ワコールが推進する社会貢献活動は、当社が経営の目標とする「世の女性に美しくなって貰う事によって広く社会に寄与すること」をさまざまな形で実現するものです。本業で得たさまざまな経験を、ワコールだからこそできる、また社会的にも意味のある事業活動にしなければならないと考えています。そうした活動を地道に続けていくことで、広く社会や女性との関わりを深め、ワコールの存在感を高めていきます。

ワコールのソーシャルビジネス

ソーシャルビジネスは社会的課題を解決する為に、ビジネスの手法を用いて取り組むものであり、社会性・事業性・革新性が求められ、継続的に事業活動を進めていく必要があります。この事業を持続的に行っていくためにも、ワコールではその事業性を高め、さまざまな関係者と連携を図りながら、その活動を社会に広げていくことが重要であると考えています。

リマンマ事業

ワコールは、乳房切除手術を受けた女性に寄与するため、1974年に社長直轄部門として「社会福祉課」を設け、専用製品「リマンマ」(インナーウェア・パット)の提供を開始しました。
リマンマの対象となる主な女性は、乳がん手術により乳房の全摘出を行った方々です。ワコールでは、乳がんの治療が進み、こうした事業そのものがなくなることが最も望ましいと考えています。しかし実際には、手術後のインナーウェアにお困りの方も多くいらっしゃいます。ワコールでは、こうした女性すべてにリマンマ製品を利用していただくことが社会に対しての寄与ではないかと考えています。

個別相談コーナー

個別相談コーナー

製品展示コーナー

製品展示コーナー

デューブルベ事業

通常、店頭で販売されているブラジャーには約50のサイズがありますが、すべての女性の体型をカバーしきれない場合もあります。ワコールでは、こうした課題を解決することを目的として、1999年よりセミオーダーシステム「デューブルベ」をスタートさせました。一人ひとりの女性の体型にぴったり合う究極のインナーウェアを、しかも、既製品と大きく変わらない価格で提供していくことがデューブルベの商品設計の考え方です。
デューブルベ最大の特長は、一人ひとりの左右のバージス(バストの底面周径)のサイズを測定し、3,030通りのサイズ展開の中から、専門のコンサルタントによるジャストフィットしたインナーウェアの提供を可能にしている点です。

デューブルベの流れ

グッドエイジ事業

介護の必要な方を除く大半の高齢者は、加齢による身体機能の衰えを感じながらも、基本的には自立した生活を送る元気な方々です。また、65歳以上の高齢女性の半数以上は外出の頻度も増える傾向にあり、「体型に合う衣類が少ない」ことや、「好みの衣料品が近くで買えない」ことに一番の不満を感じています。
ワコールでは、こうした65歳以上の女性高齢者の衣類の悩みを解決し、いつまでも美しくありたいというニーズに応えるため、2002年にグッドエイジ事業を立ち上げました。「らくラクパートナー」というブランド名で着脱が容易な設計や、人間科学研究所の体型データを基に60歳以上の女性高齢者の体型を分析、通常のJIS規格サイズとは異なるワコール独自の規格「コンフォート(ゆったり)サイズ」など、「らくラク親切設計」による機能性と快適性にこだわる商品を開発しています。
これにより、65歳以上の女性高齢者の体型にフィットし、快適に過ごしていただけるインナーからナイティ、アウターまで生活全体をサポートする商品を提供しています。
これからの高齢化社会に向けて、グッドエイジ事業は商品の企画・開発を追究していきます。ワコールでは、こうした商品を元気な高齢女性の方々に、より知っていただくためにも、介護売場やリビング売場に埋もれたシニア市場を顕在化させ、高齢者のQOL(Quality of Life=生活の質)向上に資するブランドとして、この事業を強化していきます。

らくラクパートナー

地域社会との関わり

「ピンクリボン京都」での地域協働

ワコールの本社がある京都で、医療機関の医師・看護士、NPO、京都の地元企業、学生、京都市・京都府、各メディアが集合し、協働しながら活動しているのが「ピンクリボン京都」です。
ワコールも2005年から立ち上げに関わり、支援活動を続けています。活動を自社だけに終わらせず、乳がん撲滅キャンペーンを地域社会へ広げていくことを目的にしています。
活動の当初は、京都においても乳がん検診の受診率は低い状況でしたが、活動の結果、受診率も高まってきており、受診率を向上させるための活動がどんどん広がっています。

ピンクリボン京都新規ウィンドウ

活動内容

「乳がん検診」や、乳がんについて知ってもらうきっかけを作る、乳がんをテーマにした映画の上映会や、ピンクリボン活動への協力を呼びかける市民公開講座を開催しています。また、乳がん早期発見を呼びかける広報活動として、より多くの人たちに届けるべく、京都のメディアを通じて、乳がん啓発メッセージを発信しています。京都タワーなどをピンクにライトアップして、ピンクンリボン活動のPRを行なう「京都タワーライトアップ」も続けています。
ワコールがユニフォーム・サプライヤーであるJリーグ・京都サンガF.C.の 「京都サンガワコールスペシャルデー」では、毎年ピンクリボン京都のブースを出展する他、会場の西京極競技場では、選手にも協力いただき、ピンクリボン活動をサポートしています。

乳がん検診

乳がんの危険性の高い30代以上の女性に具体的な行動を起こしてもらい実際の検診受診率向上の為の施策として、行っています。「ピンクリボンサポーターになりませんか?」を合言葉に、検診の募集を行い、 ただ単に検診を受けていただくだけでなく、受診者からご自分の家族や友人に乳がん検診の大切さを伝えていただく「ピンクリボンサポーター」になっていただいています。

乳がんの講演会開催

女性としていきいきと過ごすための秘訣などのお話を聞いていただき、今一度、母として妻として女性として健やかに過ごすために「健康」について考えていただける講座にしています。
また、実際に乳がんに罹患した方に「自分自身が身近な人に乳がん検診をうけることをすすめることが、一番の啓発活動になる」というメッセージを伝え、日常での啓発活動の認識を高めてもらいます。

京都タワーライトアップ

京都タワーを毎年10月にピンク色にライトアップして、ピンクリボン活動のPRを行っています。京都駅前で行う乳がん検診にあわせて、検診終了後に京都タワーをライトアップします。 点灯に先立ち、京都府知事、京都市長の出席のもと、カウントダウンイベントを行います。
2016年からは、ワコール新京都ビルもピンク色にライトアップ、他にも京都府庁、京都市役所、福知山城などもピンク色にライトアップされます。

ワコール新京都ビル

ワコール新京都ビル

京都タワー

京都タワー

啓発ツールの配布

イベント参加者や、協賛企業などへ「啓発小冊子」を配布します。乳がんの基本的な情報のほか、京都府内の検診スケジュールなども掲載することで、実際に検診を受けることができるよう、働きかける内容です。より多くの方々の目にとまるように商業施設などにも置いていただいています。

ピンクリボン京都オリジナルバッジ

ピンクリボン京都オリジナルのピンクリボンバッジを製作。このバッジの対価は寄付金とし、ピンクリボン京都の啓発活動(小冊子の作成・メッセージカードの作成等)にあてています。

「ピンクリボン京都」との共催活動

スタンプラリー

名所の多い京都の地域性を生かし、京都東山地区にある寺院やお店を巡りながらのスタンプラリー。ただ歩くだけではなく「京都」に触れながら、ピンクリボンクイズに答えていただき、乳がんについて身近に感じてもらうことを目的に開催しています。
高台寺公園に企業ブースを出展し、ワコールのブレストケア活動の紹介や、バストサイズの計測を実施し、乳がん検診の大切さを伝えています。
2013年からは、JVA(日本スポーツ連盟)認定のウォーキングコースも追加され、京都の観光名所を歩きながら、乳がんについて考えていただく機会をつくりました。
メイン会場では、京都の医師と女性ゲストをお招きして、乳がんについての最新情報や検診の重要性についてのトークイベントも実施しています。また、毎年多くのご当地キャラクターが集合し、子供たちに大変盛況のイベントとなっています。
今後も、ワコール本社のある京都から乳がん検診の受診率向上を目指して、メッセージを発信していきます。

  • スタンプラリー開会式

    スタンプラリー開会式

  • ウォーキング風景

    ウォーキング風景

  • ワコールブース

    ワコールブース

乳房健康研究会

2000年春、乳がんによる死亡率低下を願う4人の医師によって発足した日本初の乳がん啓発団体が「認定NPO法人 乳房健康研究会」です。
ピンクリボンバッジ運動をはじめ、出版・調査活動、セミナーやウォーキングイベント開催などの啓発活動を通じて、乳がんに関する正しい情報の発信と、死亡率低下に貢献するための活動を展開しています。
ワコールも2002年9月から、シンポジウム協賛やピンクリボンアドバイザー検定に協力するなど活動を続けています。
2016年10月には、乳房健康研究会とピンクリボン京都、ワコールが協働で「ピンクリボンワークショップキャラバン」を開催しました。
1日目は京都駅前に竣工したワコール新京都ビルで、認定看護師による「乳がん術後のケアについて」、ワコールから「女性のからだやバストの話」「リマンマ事業」についての講演と施設見学、2日目はピンクリボン京都主催で東山周辺のお寺を巡ってもらうスタンプラリーに参加。
2日間を通して、京都ならではのピンクリボン活動を体験してもらいました。

JAPAN SOCIETY OF BREAST HEALTH
セミナー風景

セミナー風景

ライブラリー見学

ライブラリー見学

京都府健康福祉部との協働

子宮頸がん検診啓発活動プロジェクト

20代~30代の女性に子宮頸がんが急増している中、京都府では子宮頸がんに関する正しい知識の普及と検診受診率向上を目指して、「ステキ女子のからだメンテプロジェクト」を立ち上げました。
ワコールは、準備委員会の段階から参画し、プロジェクト事業の基本構想を検討してきました。
今後も応援団体企業として、京都府と一緒に啓発活動を進めていきます。

ステキ女子のからだメンテプロジェクト
コンセプト

「おしゃれや美容による自分磨きと同じように、健康であることが"ステキな女子"の条件」

  • 20代~30代女性の子宮頸がんに対する関心を喚起し、検診等の予防行動を促進する。
  • 女性が主体的に健康に活き活きと暮らし続けることができる力の獲得をサポートする。
  • 様々な団体と協力しながら府民運動として、府域全体に取組を波及させていく。

京都府子宮頸がん検診啓発キャンペーン新規ウィンドウ

子宮頸がん社内セミナー

当社内の子宮がん検診受診率は65%と決して低い受診率ではありませんが、より多くの従業員に正しい知識と検診の重要性を知ってもらうため、京都と東京で産業医による社内セミナーを開催しました。
女性特有の症状の説明に加え、子宮頸がん経験者にも体験談をお話しいただくなど、参加した多くの従業員に気づきをもたらしました。
従業員の検診率をさらに向上すべく、今後も働きかけていきたいと考えています。

セミナー風景

セミナー風景

地域での教育普及活動

京都服飾文化研究財団(KCI)の活動

博物館実習

京都服飾文化研究財団(KCI)は、博物館学芸員資格の取得に必要な「博物館実習」の単位認定機関です。1979年以降、日本で数少ない服飾を扱う機関として、特色あるプログラムを実施してきました。ファッションは、今や美術館展示品の一分野となっています。その分野をリードしてきたKCIは、マネキンの扱い、時代衣装の着せ付けなど、世界的に評価されるファション展示技術を蓄積しています。実習ではその一部に触れ、ファッション展の開催に不可欠な基礎的知識を伝えます。
本実習には、関西地域の大学はもちろん、広く全国の大学・大学院の学生が参加しています。

講演会

KCIでは、服飾をさまざまな視点から切り取り、知的好奇心を触発する講演会、あるいはレクチャーやワークショップを企画・開催しています。展覧会の開催に際しては、関連テーマに焦点をあて、また地域の教育機関と連携し、服飾文化の教育普及を行っています。

KCIギャラリー

KCIギャラリーでは、収蔵品から厳選した作品を中心に、年3回程度、小企画展を開催しています。
京都府教育委員会の許可を得て、博物館相当施設として公開活動を行っています。

KCIデジタル・アーカイブス

KCIスタディ・ルームにおいて、収蔵品のデータベースを「KCIデジタル・アーカイブス」として、完全予約制・有料で公開し、デザイナーや研究者たちの活動を支援しています。収蔵品(衣装、下着、アクセサリー等)約1万1千点の文字と画像データを閲覧可能。うち650点は高精細画像です。KCIホームページ上でも収蔵品200点の画像と文字データを公開しています。

KCI新規ウィンドウ

産学連携プロジェクト

産学連携は、新技術の研究開発や、新事業の創出を図ることを目的として、大学などの教育機関と民間企業が連携することです。
ワコールは、エンドユーザーでもある学生たちと共に、次世代のインナーウェアについて、創造性やメッセージ、マスマーケットを意識した「インナーウェア」を考えること。また、価値観や変動する社会情勢を予測したうえで、「新規性」を追求し、必要な知識や見定める力を養うことを目的に産学連携プロジェクトを実施しています。

京都精華大学×ワコール

「ときめき×未来」は、京都精華大学と株式会社ワコールが協力し、「次世代のインナーウェア」を考察する産学連携プロジェクトです。5回目となる今回は「ネクストワコール」をテーマに、商品を主体としたボディデザイニングは勿論のこと、店舗の設計や企画、プロモーションの提案など、社会との責任としてのCSV、文化・教育を含め、ワコール全体を俯瞰し総合的に次世代に継ぐ新しい提案を行いました。

ワコール・京都精華大学 産学連携プロジェクト新規ウィンドウ

ノートルダム女学院中学校×プリリ

株式会社ワコールとノートルダム女学院中学校が協力して実施している産学連携の共同プロジェクト。
2013年からスタートして4回目になる今回は、ティーンの体型を考えたブランド「プリリ」を題材に、ノートルダム女学院中学校の3年生90名がワコールに入社し"プリリ商品企画担当"に配属する設定で、商品企画を通した課題解決や人に伝えるコミュニケーションをチームで学ぶワークショップを実施しています。
ワコールで"「働く」ことを体験する"をテーマに、「協調性」「論理性」「プレゼンテーション」を学ぶことを目的とした社会実習授業です。

ワコール・ノートルダム女学院中学校 共同プロジェクト新規ウィンドウ

女子美術大学×ワコール

女子美術大学と株式会社ワコールは2012年より共同で研究授業を開始。ワコールのデザイナー経験者が講師を務め、ランジェリーの歴史や素材に関する講義に始まり立体裁断・パターン縫製、そして作品のプレゼンテーションまで全般を指導。学生たちは3年生後期・4年生前期の約一年のカリキュラムで、期ごとに作品の制作・発表を行います。
この研究授業を通して、学生には「ランジェリーの楽しさ・美しさ・機能」を知ってもらい、インナーならではの「立体裁断」の重要性について理解してもらうこと、また、自身の企画趣旨を伝える「プレゼンテーション」などを経験してもらうことで、より実践的な体験学習となることを目的として進めてきました。
ワコールにとっては、学生ならではの自由な感性が生まれる独創的なアイデアに触れることができ、そこにワコールが持つノウハウを伝えることで、次代を担う人材の育成につなげていきたいという思いがあります。

ワコール・女子美術大学共同プロジェクト新規ウィンドウ

京都CSRネットワーク

京都府内に事業所を持つ企業のCSR担当者や行政職員などが組織の枠をこえて、企業のCSRに関する情報交換や学ぶ機会の提供、「協働」のきっかけづくりに取り組むネットワークです。
このネットワークは、2008年12月に発足し、ワコールは立ち上げ当初から参加しています。 現在は、京都の企業が中心となって、CSR活動を通じて、「地域力」を高めることにより、持続可能な社会の形成を目指すことを目的に活動を展開しています。

活動内容

企業に限らずあらゆる組織(企業、NPO、大学、行政等)の社会的責任の国際的ガイダンスであるISO26000の中核主題の一つである「コミュニティ参画・発展」に着目して、情報交換や勉強会の開催・社会活動への参加促進などに取り組んでいます。

具体的な活動事例

龍谷大学 政策学部 講義への出講
龍谷大学 政策学部 講義への出講

企業が取り組んでいる持続的な発展にむけてのCSR活動の意義を理解し、企業はもちろんのこと社会の持続的な発展に貢献できる人材育成を目指す講義「グローバル・シチズンシップ・エデュケーションV(企業の社会的貢献)」に、京都CSRネットワークのメンバー企業がCSR活動の事例を紹介するリレー講義を実施しました。

祇園祭ごみゼロ大作戦ボランティア
祇園祭ごみゼロ大作戦ボランティア

祇園祭の宵宵山、宵山は、多くの夜店・屋台が立ち並び、国内外から多くの観光客で賑わいます。
しかし、排出ゴミは年々増え続けており、大きな課題となっています。
京都CSRネットワークでは、世界に誇れる祇園祭を作りあげたいと考え、「祇園祭ごみゼロ大作戦」に団体ボランティアスタッフとして参画しています。各企業の担当者や、ほかのボランティアスタッフと一緒に環境活動を行いました。

京都CSRネットワーク新規ウィンドウ

ワコールブレストケア活動

『ブラジャーの、願い。』
女性共感企業ワコールの使命

ひとりでも多くの人に、乳がんの事実を知ってもらいたい。
ひとりでも多くの人に、乳がん検診を知って受けていただきたい。
そして、乳がんを経験された方をサポートしていきたい。

ワコールは、乳がんの啓発・検診・術後のサポートを行う活動、「ブレストケア活動」を推進しています。
乳がんで悲しむ人が、世界中からいなくなる日まで。ワコールの活動は続きます。

「ワコール ブレストケア活動」は、乳がんをなくすことを目的にした活動です。

  1. 乳がんの早期発見・早期診断・早期治療を行う「ピンクリボン活動」
  2. 乳がんの早期発見支援を行う「乳がん検診サポート事業」
  3. 美しいバストラインの再生支援を行う「リマンマ事業」

これらの活動を、海外を含むワコールグループ全体で展開していきたいと考えています。

ワコールピンクリボン活動新規ウィンドウ

世界12の国と地域に広がるワコールのブレストケア活動

ワコールグループでは、世界の12の国と地域で乳がんの早期発見・早期診断・早期治療の支援をする「ワコールブレストケア活動」を行っています。
今では、ピンクリボン活動12カ国、リマンマ事業7カ国、検診サポートバス3カ国と活動が広がっています。

グローバルブレストケア地図
ピンクリボン

フィッティングメジャーを用いた
シンボルマーク

「アメリカでは1999年から。広がり根づいた16年の取り組み」

米国ワコールFFC

日本より、いち早く1999年7月にスタートした米国ワコールのピンクリボン活動。
2001年4月より、乳がん撲滅(Fight)の意志をこめて名付けた『フィット・フォー・ザ・キュア「Fi(gh)t for the Cure®」※』の活動を開始しました。全米各地の百貨店・専門店で乳がん撲滅募金活動を全米各地の百貨店・専門店の店頭での乳がん撲滅募金活動を行っています。年間を通して店頭とオンラインを紐付け、フィッティング・イベントを展開しています。 この活動はブラジャー1枚試着につき2USドル、さらにブラジャーもしくはシェイプパンツ1枚購入につき2USドルを、毎年「スーザン・G・コーメン乳がん基金」に、乳がん治療・研究および啓発活動の資金として寄付するものです。
フィット・フォー・ザ・キュアは、「正しく合ったブラを着用し、胸の健康を大切にすることから、着ごこちや自信が生まれる」という知識をお客さまへ広める機会も与えます。また、乳がんはワコールにおいて最も大切で身近な問題であり、寄付を通して貢献できる事は大きな意味があると考えています。 米国ワコールのピンクリボン活動も16年目となり、募金額は総額4百万USドル、フィッティングの数は685,000回を超えました。2015年は米国ワコール販売開始30周年記念を向かえ、さらに積極的に全米規模で活動をしていく予定です。

『Fit for the Cure ®』はSusan G Komen for the Cure ® の商標登録です。

ワコールの世界におけるピンクリボン活動新規ウィンドウ

ピンクリボン活動

日本人女性の12人に1人がかかると言われている乳がん。
乳がんの早期発見を支援する「ピンクリボン活動」を実施することがワコールの使命であると考え、2002年から本格的な活動をはじめました。
現在、各種イベントの協賛や、チャリティ、社内外への啓発活動など幅広く行っています。また、ワコールの海外グループ会社でも活動を展開し、世界中の女性たちへ乳がんの早期発見・早期診断・早期治療のための支援をしています。

ワコールピンクリボン活動新規ウィンドウ

リマンマ事業(社会貢献事業)

リマンマとは、「乳房をふたたび」「美しさをもう一度」という意味です。乳がんを経験された方に、美しいボディラインと素敵な笑顔を取り戻していただくためのさまざまな取り組みを1974年から実施しています。早期発見・早期診断・早期治療を支援するピンクリボン活動と乳がん検診サポート事業がビフォーケアであるのに対し、アフターケアを担います。リマンマ事業では、自然な感覚のパッド、ブラジャーなどのインナーウェアや水着を開発し、最近では乳房温存用のアイテムもお取り扱いしております。乳房手術をされた方にここちよくご使用いただくために、リマンマ製品は医療関係の方やリハビリの専門家の意見とワコールの長年の研究をもとに開発しています。からだへの負担を軽減し、自然なフィット感でバストをやさしく包みます。
全国6ヶ所のリマンマルームで、ご相談をお受けするほか、各地域にリマンマアドバイザーがうかがい、採寸・フィッティングなどの相談会を年間10ヶ所以上で開催。1993年にこの相談会を開始して以来、延べ193会場で開催、来場者累計約24,000名となりました。また、約3,000ヶ所の病院に製品カタログをお届けしております。

ワコール リマンマ新規ウィンドウ

アジア各地に広がるリマンマ事業

リマンマ事業は、アジア各地にも広がってきました。香港、台湾、中国、韓国、マレーシア、タイ、インドネシア......。
この現象はアジアでも乳がんにかかる人が増加傾向にあり、また社会的な関心の高まりを表しています。いつも、いつまでも、美しくありたい。女性の願いは国境を越えて響き合っています。

ワコールの乳がん検診サポート事業

女性を愛する企業・ワコールは、ひとりでも多くの女性に乳がん検診を受けていただくことを目的として、2009年10月から「乳がん検診サポート事業」をスタートさせました。
デジタルマンモなど最新の検診機器を搭載した乳がん検診車を購入し、検診事業を行っている医療機関を支援する取り組みです。
より多くの女性に"愛を"届けたいという願いを込め、検診車を『AIO(アイオ)』と名づけ、実際の検診は医療機関に検診車を賃貸する形で行っています。
乳がん検診サポート事業では、AIOで検診を受けて、万一、乳がんが発見された場合に備えて、提携先の医療機関を紹介する体制を整備しています。今後は各地域の病院との連携をすすめ、安心して受診できる体制づくりを目指していきます。

AIO

検診のお問い合わせは〈イーク丸の内サイトから〉新規ウィンドウ

愛の検診車 台湾、タイでも大活躍

台湾ワコールでは、女性の健康意識を高めるために、「2010 ピンクリボン乳がん啓発活動」を中華民国乳がん病友協会と協力して開催しました。「自愛は胸から始まる!」をスローガンに、ワコールイメージガールやピンクリボン大使が、乳がん検診の必要性やセルフチェックの方法など説明をしました。現場では、乳がん検診車を設置し、来場者への無料検診を実施しました。また、乳がん検診車は台湾全土を巡回し、各地で無料検診を行いました。
タイでも、タイワコール他、各社協賛のもと、デジタルマンモグラフィを配備した乳がん検診車を乳がんセンターへ贈呈しています。商品購入者へ無料で乳がん検診を受けていただく活動や、セミナー講演会、チャリティー活動も行っています。

海外検診車

マッチングギフト方式による寄付活動

ワコールでは、株主の皆さまへ、ご優待としてワコールの商品券(エッセンスチェック)を送付しています。
この商品券をピンクリボン活動への支援として公益財団法人日本対がん協会「乳がんをなくすほほえみ基金」に寄付することができます。
なお、株主の皆さまからお寄せいただいたそれぞれの寄付金額の同額を、ワコールから上乗せし(マッチングギフト方式)寄付しています。

2015年度報告
寄付先 皆さまからのご寄付
件数および金額
公益財団法人日本対がん協会
「乳がんをなくす ほほえみ基金」
2015年4月~2016年3月末
602件
1,116,500円

乳がん検診推進企業ネットワーク

2007年、異業種企業15社の連携により発足された「乳がん検診推進企業ネットワーク(乳検ネット)」は、乳がん検診率向上のためのアクションプロジェクトです。女性の乳がん検診受診率は約24%(2010年国民生活基礎調査)と数値としてはまだまだ低い状況にあります。そこで「社内の乳がん検診受診率を上げることで、日本の乳がん検診受診率を向上させよう」との思いから、有志企業が集まって、「3年で平均受診率を65%に」を目標に掲げ、活動を始めたものです。ワコールはこの取り組みに立ち上げから参加しています。

「乳検ネットノウハウ集」などの成果を国家プロジェクトへ引き継いで

乳検ネットの活動と並行して、国も動きはじめました。2009年10月、厚生労働省がん対策推進室が進める「がん対策推進企業アクション」プロジェクトが立ち上がったのです。これは企業内の検診率向上により、日本全体の検診率をアップさせようというもの。同じ志を持つ国家プロジェクトの発足を受け、乳検ネットは、この「がん対策推進企業アクション」に発展的に統合。「乳検ネットノウハウ集」を作成し、引き継ぎました。現在、ワコールは「がん対策推進企業アクション」にて「がん検診の受診促進活動」を行っています。

がん対策推進企業アクション

がん対策推進企業アクション新規ウィンドウ

文化・教育活動

女性用インナーウェアビジネスを通じ、日本女性の洋装文化の普及・発展に貢献してきたワコールは、ファッションやアートを切り口にしたさまざまな文化・教育活動にも取り組んでいます。こうした活動の背景には、単にインナーウェアという「商品」の領域を越えて、女性にまつわる文化やライフスタイルにも貢献したいという、ワコールの思いがあります。

WACOAL STUDYHALL KYOTO(ワコールスタディホール京都)

「美的好奇心をあそぶ、みらいの学び場」として、2016年10月6日に京都駅八条口の新社屋1-2階に開設。講師のもとに学ぶ「スクール」と、自主学習や書籍を閲覧できる「ライブラリー・コワーキングスペース」、スクールと連動した企画展などアートに触れる「ギャラリー」をご用意し、"美"に関する知識を身につけ、感性を磨きながら価値観を共有する場を提供します。
「スクール」では、3つのテーマ(身体・感性・社会)について、教える-教えられるという関係ではなく、集う人がともに高め合っていける主体的な学び(study)を通して多角的に"美"に触れる講座を実施。「ライブラリー・コワーキングスペース」では、"美"に関する資料性の高い書籍を世界中から収集。選書はブックディレクターの幅允孝(はば よしたか)氏を起用し、本という情報ツールから新しいものを生み出すための環境作りを実現した会員制スペースです。書籍を閲覧するだけではなく、自主学習の場としても活用いただけます。
いつまでも「美しくなりたい」という女性の想いに寄り添うために、商品を通じて美しさをお届けするだけでなく、感性や知性などの内面や社会のありようまで美しくなることを目指し、これまで培ってきたノウハウやネットワークをもとに多様な美を収集・発信していきます。

WACOAL STUDYHALL KYOTO

WACOAL STUDYHALL KYOTO新規ウィンドウ

公益財団法人 京都服飾文化研究財団(KCI)

衣服や下着、装身具など、歴史的な西欧服飾を専門に収集・保存・研究・公開し、服飾文化の将来を探求することを目的に設立されたのが「公益財団法人 京都服飾文化研究財団(THE KYOTO COSTUME INSTITUTE)」です。当財団は、ワコールの全面的支援のもと1978年に設立され、今日まで30年以上にわたり活動を続けています。
歴史的に価値の高い衣装を中心に、文献やポスター、ファッションプレートなど当財団のコレクションは、約3万点を収蔵しています。とりわけ18世紀、19世紀などの時代を経た衣装は劣化が激しいものが多く、収蔵庫の温湿度を一定に保って保存し、必要に応じて補修も行っています。また、当財団での研究成果を公開する衣装展は、パリ、ニューヨーク、ロサンゼルスなどの海外からも招聘され、各地で国際文化交流の架け橋となっています。

公益財団法人 京都服飾文化研究財団(KCI)

KCI新規ウィンドウ

スパイラル

ワコールは1985年、"生活とアートの融合"をテーマにした複合文化施設「スパイラル」を東京・青山にオープンしました。演劇、舞台、音楽、シンポジウム、美術展など、多彩なジャンルのイベントに対応する「スパイラルホール」を擁し、若手アーティストに発表の場を提供するとともに、彼らとのコラボレーションによる多彩な文化事業を展開しています。
このほか「スパイラル」には、コンテンポラリーアートギャラリーや生活雑貨マーケット、カフェ、レストラン、美容サロンなどが併設され、トータルに"生活とアートの融合"を体感できる文化情報の受発信基地として、各方面から常に注目と関心を集めています。ワコールはこれからも、スパイラルでの文化事業を通し、"アートを取り入れた生活"を広く社会に提案し続けていきます。

スパイラル

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ツボミスクール

2001年から、小・中学生(小4~中2)とその保護者の方に、下着やからだについての基礎知識を学んでもらうために、関東・関西を中心に開催している「ツボミスクール」。思春期の子どもたちは、自分の身体的な変化に戸惑いや不安を感じることも多いため、きちんとした知識を身につけ、健康で美しい女性に成長してほしいという願いを込めて始まった出張型授業です。
ツボミスクールでは講師(ワコールの従業員)がワコール人間科学研究所の研究データなどをもとに、体型の成長や大人と子どものからだの違いなどをわかりやすく説明。さらに成長に合わせたブラジャーの選び方、バストサイズの正しい測り方についてゲームなどを交えながら楽しく学んでいきます。
各地の子ども会や、ガールスカウト並びに最近は学校の授業として行われるケースも多く、養護教諭の研修会、学校保健委員会、PTAの研修会など、教育現場での開催が増えてきています。参加した子どもたちからは、「スクールが楽しかった」、「恥ずかしがらずに自分のからだを理解するのは大切だと思った」など、たくさんの感想が寄せられています。
近年は、大人向けのセミナーのご要望も増え、からだのエイジングを解説する"エイジングセミナー"も開催しています。

ワコール ツボミスクール

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乳房文化研究会

ワコールは、1991年に発足した「乳房文化研究会」の活動を長年にわたりサポートしています。同研究会は、医学や生物学といった自然科学をはじめ、社会科学、人文科学など多岐にわたる分野の専門家が集まり、乳房を象徴とする女性の"こころ"と"からだ"に関する諸問題に取り組む団体です。発足以来、研究成果や知見などの情報交換、討論を通じて、社会の中における女性という存在への理解を深める活動を続けています。

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cocoros(ココロス)

「下着心理学」を究める研究会

下着に向けられた女性の思いを社会科学的に検証する「cocoros(ココロス)」。
「cocoros(ココロス)」というネーミングは、「ココロ」の複数形。女性たちの「心」という意味ばかりでなく「志す」「心する」という意味を込めています。
その目標として、女性のこころを核に、その心理・意識、ライフスタイル、価値観、行動という領域での調査・研究を通して、女性の美、快適、健康への貢献を目指します。心理学の学識者のもとに随時、企業メンバーが参加して、共同で調査研究を進めています。
「女性の心理と下着の研究サイトcocoros」をオープンして研究成果を一般公開、日本繊維製品消費科学会の学会誌にも論文を発表するなど、学術的な手法に基づく下着心理研究の社会的認知を広げています。
「下着心理学」に関する研究は少なく、ほとんど未開拓の学問分野。戦後の洋装下着の歴史的資料も有するワコールにこそ可能な「学術的な社会貢献」として期待されています。

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スポーツ活動

ワコールの女子陸上競技部「スパークエンジェルス」は、"一人ひとりの女性選手が、それぞれの持てる力を発揮して、明るく生き生きと、活動的かつ美しく競争し、活躍すること"を目的に結成されました。
創部以来20年以上にわたり、「スパークエンジェルス」の選手たちはオリンピックをはじめ数々の国内外の競技大会に出場し、優秀な成績をおさめています。 
女性共感企業を目指すワコールは、こうした活動を通してスポーツの素晴らしさやスポーツで活躍する女性の美しさを広く伝えていきたいと考えています。

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