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CSR目標と基本方針

CSRの目標

「社会との相互信頼づくり」

―社会の要請と期待に応え、社会から信頼される―

経営理念は、「企業の目的・存在価値」そのもの。ワコールのCSRは、経営理念である
「ワコールの目標」・「社是」・「経営の基本方針」を原点としています。

ワコールは、社是として「相互信頼」経営をうたっています。これは創業者が労使の関係の中で、徹底して従業員を「信頼する」ところから始まった、会社と従業員の「相互信頼」が発端です。
この創業者の精神が、今では、会社とお客さま、会社と取引先企業さま、会社と地域社会、会社と株主さまとの関係も含めた社会全体との関係のありようについての考え方にも引き継がれています。社会の要請と期待に応えて、社会から信頼される...、そうした関係があって初めて健全な企業活動は遂行され、永続できると考えるからに他なりません。
CSRとはまさにこうした考え方であり、その意味でワコールは創業以来、CSR的なふるまいを常に心がけて、事業に取り組んできたと言っていいでしょう。
企業は、その経営に必要なさまざまな資源を社会から調達しています。土地、エネルギー、人材、多くの原材料...。これらは「市場に」ではなく「社会に」存在しています。もし、その社会から企業が信頼されていなければ、必要な経営資源の調達はかなうはずがありません。
ワコールはこれからも、決して市場だけを見るのではなく、市場が存在する社会への配慮と貢献を念頭において事業活動に取り組んでいきます。
「社会との相互信頼づくり」、これがワコールのCSRが目指す目標です。

CSRビジョン

「女性共感企業ワコール」を目指して

―女性に共感し、共鳴される企業でありたい―

五感全体を使うこと、豊かな想像力、柔軟な発想、共感する力。これらは女性のすぐれた才能であり、21世紀の社会は、その特性が生かされて、女性の活躍する場はますます広がっていきます。
ワコールは創業以来、「女性に美しくなって貰う」こと、「女性が美しくなることをお手伝いする」こと、「女性の"美しくありたい"という願いの実現に役立つ」ことを事業の目的として努力してきました。
私たちは、今まで以上に、女性の気持ちや感性を大切にして、女性に活躍してもらい、ワコールにとっての女性美、デザイン思想そして企業文化を探求していきます。
『女性と共にある』ことが、ワコールの存在価値そのものであり、『女性に共感し、共鳴される』シンボリックな企業を目指します。
これからのワコールは、お客さまとしての女性、従業員としての女性、社会全体の女性、即ち、地球規模で女性たちとの絆を結んでいかなければなりません。私たちは、自覚と責任をもち、総力を結集し、『女性共感企業』ワコールを目指すことを決意します。

ワコール「CSR基本方針」

ISO26000の7つの中核主題に沿った、ワコールの「CSR活動基本方針」です。
CSR活動の方向性を明らかにするため、制定したものです。(2013年6月制定)ワコール「CSR基本方針」では、CSR活動を実践するために私たちがとるべき指針をまとめています。関係法令はもちろんのこと、「OECD多国籍企業行動ガイドライン」や「国連グローバル・コンパクト10原則」、「ILO中核的労働基準」などの国際行動規範を尊重しています。

1.組織統治

ワコールは、すべてのステークホルダーの皆さまから信頼され、価値ある企業を目指して、コーポレート・ガバナンスの強化に取り組んでいます。国際行動規範を尊重し健全な社会規範に従い、経営の透明性・公正性を確保します。また、法令の遵守やコーポレート・ガバナンスなどの体制を強化し、ステークホルダーを尊重し説明責任を果たすことにより、皆さまに信頼される企業活動を行い、企業価値の向上に努めていきます。

2.人権

ワコールは、創業以来、経営理念である「相互信頼経営」と「人間尊重の経営」を積み重ねてきました。人権を尊重するのは企業の責任であり、「自由に生きる権利」・「人間らしく生きる権利」という人権に対する基本理解を深め、企業活動を通じて実践していきます。個人の多様な価値観・個性・プライバシーを尊重し、人種・宗教・性別・国籍・心身障がい・年齢などに関する差別的言動や、暴力行為、セクシャルハラスメント・パワーハラスメント、また、児童労働・強制労働など、人権を無視する行為を未然に防止します。

3.労働慣行

ワコールは、「相互信頼」の経営理念のもとに、従業員との信頼関係を深め、すべての従業員が活き活きとやりがいをもって働ける職場環境の仕組みづくりを進めています。各職場における従業員の安全・健康の管理、人材育成、多様な人材や価値観の受容、仕事と生活の調和、健全な労使関係の構築などを行い、「活力ある企業風土の創造」に向けた施策の充実を図っていきます。

また、労働に関する法令を遵守し、社会規範や国際行動規範を尊重し、就業規則などの人事規程を定め、各職場における働きやすい労働環境を整備していきます。

4.環境

ワコールは、「地球環境を守ることは企業の責務である」との認識に立ち、環境保全に配慮した事業活動を推進しています。設計から、材料開発、そして生産・物流・販売までの商品の流れのさまざまな工程で、環境に配慮した取り組みを積極的に行い、環境負荷の少ない商品提供と汚染の予防に努めています。また、環境に関する法律・条例および自主管理基準を守り、環境教育を通して従業員の意識向上を図り、環境保全活動に協力・貢献できるように努めます。そして、環境方針と環境保全への取り組み状況を一般に公開し、社会と一体となった活動を進めていきます。

5.公正な事業慣行

ワコールのものづくりや営業活動は、得意先をはじめとして、さまざまな仕入先・委託先・工場などの協力によって支えられ、お客さまに愛される商品をお届けすることが可能になります。

公正な取引を行い、正々堂々と営業するために、国際行動規範を尊重し、各種法令および企業倫理を遵守します。具体的には、独占禁止法、下請法、景品表示法、薬事法、不正競争防止法などの遵守と、自社の知的財産権の保護・活用と他者の知的財産権の尊重などを徹底するとともに、教育啓発活動を行っていきます。

6.お客さまへの対応(消費者課題)

ワコールは、お客さま一人ひとりを大切にし、その「声」に誠心誠意お応えすることが務めであり、信頼を得る鍵であると考えています。お客さまの「声」に学び、商品やサービスの向上に反映させ、愛される商品・サービスを提供します。製品ライフサイクル(研究開発・製品企画・製造・販売・流通・お客さまサポートなど)のすべてにわたる業務の品質保証活動を徹底し、お客さまの権利を守り、消費者保護に関する法令を遵守し、安全と安心をお届けします。また、ホームページなどを通じて幅広い情報開示をお客さまへ行い、公明正大な活動を推進していきます。

7.コミュニティへの参画及び発展

ワコールは、地域社会の発展のために貢献することは、重要な社会的責任であると認識しています。地域社会の発展のために、ワコールが今日まで培ってきた独自の知恵・文化を広く社会で活かし、ワコールだからできる社会的活動を行い、ステークホルダーとの関係を重視し、コミュニケーションを深めていきます。

また、事業を展開するそれぞれの地域で、社会の要請・期待に応え、ワコールの強みを活かせる領域で、地域社会に貢献していきます。

※「ワコール」とは、株式会社ワコールホールディングスとその100%国内連結子会社3社、及び株式会社ワコールとその100%国内連結子会社7社を意味しています。
(ワコールサービス株式会社、株式会社ワコールキャリアサービス、ワコール流通株式会社、
九州ワコール製造株式会社、北陸ワコール縫製株式会社、新潟ワコール縫製株式会社、株式会社ワコール・ミネット、
株式会社ランジェノエル、株式会社ウンナナクール、株式会社ワコールアートセンター)

価値創造の仕組み

―見えない資産が生む、外から見えない価値―

ワコールの主力商品である女性下着等の「本当の価値」は外からは見えません。着用によって引き出す美しさ、快適さ、健やかさ―――女性の心とからだに寄り添う、愛される商品を生み出すのは企業価値を構成する4 つの資産(金融資産、物的資産、信頼資産(※)、組織資産)です。とりわけ、財務諸表に載らない「見えない資産」が重要な働きをします。不変の経営理念や、体系化された強みである組織資産に加え、お客さまや従業員、お取引先、社会との間で結ばれた相互信頼関係に基づく信頼資産がこれにあたります。中でも、創業以来長い時間をかけて積み上げた信頼資産は、ワコールにとってかけがえのない強みです。
規律ある経営と適切な戦略のもと、4つの資産を投入してビジネスモデルを回し、付加価値を創出します。「見えない資産」をより大きくすることを通じて、物的資産や金融資産をバランスよく増大させるのが私たちの価値創造のプロセスです。
私たちのビジネスモデルの特色は、さまざまな国や地域で異なる女性たちの美意識に応えるマーケティングです。また、個々のビジネスプロセスは互いにフィードバックを受け、一体となって愛される商品を生み出します。「世の女性に美しくなって貰う事によって広く社会に寄与する」という目標を常に意識し、正々堂々の営業を実践することで、「世界のワコール」実現に向け、持続的な価値創造を進めています。

※私たちは、雇用や取引といった関係に依存せず、組織内に定着している「組織資産」と対比して、「人的資産」「顧客(関係)資産」のように会社との信頼関係によって増減する資産を「信頼資産」と呼びます。

Our Value

「信頼」と「情熱」で価値を創造する。

持続的な成長のため、ワコールは見えない資産に投資し続け、より強固なものにしています。見えない資産は、適切な経営戦略に基づいてビジネスモデルに投入され、「美」「快適」「健康」という3つの価値を社会に提供します。
国や地域によって、女性の価値観や美意識はさまざまです。世界を見据えながらも、現地の女性たちの心とからだに寄り添い、それぞれの地域に根差した、一貫したビジネスモデルを築いています。
その底流にあるのは、「世の女性に美しくなって貰いたい」という強い想いです。