

ワコールのソーシャルビジネス
ソーシャルビジネスは社会的課題を解決する為に、ビジネスの手法を用いて取り組むものであり、社会性・事業性・革新性が求められ、継続的に事業活動を進めていく必要があります。この事業を持続的に行っていくためにも、ワコールではその事業性を高め、さまざまな関係者と連携を図りながら、その活動を社会に広げていくことが重要であると考えています。
リマンマ事業
ワコールは、乳房切除手術を受けた女性に寄与するため、1974年に社長直轄部門として「社会福祉課」を設け、専用製品「リマンマ」(インナーウェア・パット)の提供を開始しました。
リマンマの対象となる主な女性は、乳がん手術により乳房の全摘出を行った方々です。ワコールでは、乳がんの治療が進み、こうした事業そのものがなくなることが最も望ましいと考えています。しかし実際には、手術後のインナーウェアにお困りの方も多くいらっしゃいます。ワコールでは、こうした女性すべてにリマンマ製品を利用していただくことが社会に対しての寄与ではないかと考えています。

個別相談コーナー

製品展示コーナー
デューブルベ事業
通常、店頭で販売されているブラジャーには約50のサイズがありますが、すべての女性の体型をカバーしきれない場合もあります。ワコールでは、こうした課題を解決することを目的として、1999年よりセミオーダーシステム「デューブルベ」をスタートさせました。一人ひとりの女性の体型にぴったり合う究極のインナーウェアを、しかも、既製品と大きく変わらない価格で提供していくことがデューブルベの商品設計の考え方です。
デューブルベ最大の特長は、一人ひとりの左右のバージス(バストの底面周径)のサイズを測定し、3,030通りのサイズ展開の中から、専門のコンサルタントによるジャストフィットしたインナーウェアの提供を可能にしている点です。

グッドエイジ事業
介護の必要な方を除く大半の高齢者は、加齢による身体機能の衰えを感じながらも、基本的には自立した生活を送る元気な方々です。また、65歳以上の高齢女性の半数以上は外出の頻度も増える傾向にあり、「体型に合う衣類が少ない」ことや、「好みの衣料品が近くで買えない」ことに一番の不満を感じています。
ワコールでは、こうした65歳以上の女性高齢者の衣類の悩みを解決し、いつまでも美しくありたいというニーズに応えるため、2002年にグッドエイジ事業を立ち上げました。「らくラクパートナー」というブランド名で着脱が容易な設計や、人間科学研究所の体型データを基に60歳以上の女性高齢者の体型を分析、通常のJIS規格サイズとは異なるワコール独自の規格「コンフォート(ゆったり)サイズ」など、「らくラク親切設計」による機能性と快適性にこだわる商品を開発しています。
東日本大震災への取り組み
謹んで震災のお見舞いを申し上げます。
このたびの東日本大震災により被災された皆さまに、心からお見舞い申し上げますとともに
一日も早い復興をお祈りいたします。
被災地の復興を、みんなで力の限り支えたい
2011年3月16日時点で、肌着等32,000枚を支援物資として提供しました。その後、政府、地方自治体、取引先さまを通じて、累計250,000枚を被災者の皆さまへお届けしています(2011年5月31日現在)。
また、それに先立ち、義援金として、ワコールホールディングスより日本赤十字社に1億円を拠出。
2011年4月1日~2012年3月31日の期間、被災者支援を目的に正社員および販売正社員を対象としたボランティア休暇制度を設けるなど、今後もグループとして最大限の支援を行っていきます。

マッチングギフト
ワコールでは、株主の皆さまへ、ご優待としてワコールの商品券(エッセンスチェック)を送付しています。
従来、この商品券をピンクリボン活動への支援として公益財団法人日本対がん協会に寄付が選択できるシステムでしたが、今回は東日本大震災を受け、日本赤十字社にもご寄付いただけるようにしました。
なお、株主の皆さまからお寄せいただいたそれぞれの寄付金額の同額を、ワコールから上乗せし(マッチングギフト方式)寄付しています。
東日本大震災復興応援企画「アートのちから」@スパイラル
スパイラルは、ワコールが1985年に文化事業の拠点として東京青山にオープンした複合文化施設です。このたびの未曾有の震災を受け、アーティストとともにアートを通した復興応援のため「アートのちから」を企画。2011年3月18日からアーティストに参加協力を募り、22日からギャラリー展示を実施しました。主旨に賛同したアーティスト100名から、メッセージや作品が寄せられ、売上と募金とライブ収益の全額を、日本赤十字社を通じて被災地に届けました。











